SimLex 会計システムが多くのユーザ様にご利用いただいている理由

生産管理システム、販売管理システム、在庫管理システム、P/Oインボイスシステムをご購入いただいたお客様の90%以上が会計システム(SimLex Accounting)をご購入いただいています。その理由を以下にあげています。

タイの歳入局で認可された会計ソフトでタイの税務に100%対応

SimLexはタイの日系会社が開発したBOI対応の会計ソフトでタイ歳入局で認可されていますので、タイ人のスタッフの方にも安心してご利用いただけます。また、インドネシアの会計基準にも対応しています。当然認可ソフトですのでタイの税務に100%対応しています。

多言語、多通貨の対応

多言語においては日本語、英語、タイ語に対応しており、日本人の方にも容易にご利用できます。レポートについては、勘定科目名を3言語で印刷できます。SimLex 会計システムはクラウドにも対応していますので、日本から日本語でご利用いただけます。

多通貨では、マスターで通貨設定できほとんどの外貨取引が可能です。為替レートを事前に登録しておくと、自動的にレート変換を行います。売掛金、買掛金の月末時点の為替レートの再評価も可能です。

売上、購買、固定資産など自動仕訳と月度決算、年次決算の早期化実現

売上データ、購買データは、Invoiceの承認により仕訳データが自動生成されます。また、固定資産については日本・タイ・インドネシアの償却ルールに対応しており月末の処理にて自動仕訳が可能です。

決算書で重要なことは、いかにリアルタイムに仕訳入力ができるかということと、リアルタイムの在庫管理が重要で、SimLexはこれらを実現しています。月度決算では翌月5-10日以内、年次決算では翌年1-2か月以内を実現します。

タイのE-TAXの4つの方式の対応

現在タイ歳入局にて通達されているE-Taxの実施方法は4つあります。SimLexとしては、1,または3の形式を推奨しており、実際に顧客運用もしております。

1.E-TAX By E-MAIL:E-MAIL利用した方式。
2.E-TAX UPLOAD:xmlファイルを歳入局にアップロードする方式。
3.E-TAX  PROVIDER:サービスプロバイダーを利用する方式。(参考) https://www.getinvoice.net/
4.E-TAX Host to Host:自社サーバーと歳入局のサーバーを直接接続し、自社サーバーから直接ファイルを受渡す方式。
登録ウェブサイトはこちらになります。 https://www.thaidigitalid.com/homepage/

強力なExcelとの親和性

マスタやトランザクションデータをインポートすることができ、大量のデータの処理が容易になっています。

画面に表示されるいかなるデータもExcelへの出力ができます。

すべてのレポートに関しExcelまたはPDFファイルに出力可能です。

SimLex ERPまたは生産管理システムとの共存で、会計データと連動して自動的に原価計算が可能

工場でSimLexをご使用いただく場合、SimLex ERPまたはSimLex Production Controlの原価管理システムと容易に接続できます。この場合、会計システム側で部門別会計を実施する必要があります。会計システムの経費情報から、標準原価計算、実際原価計算、予算原価計算を自動的に数分で実施できます。

SimLex 会計システムモジュール図

SimLex 会計システムカタログのダウンロード

日本語版カタログ

英語語版カタログ

タイ語版カタログ

SimLex 会計システム機能概要

会計機能

会計システムは、入力処理であるバウチャー入力・受領入力・支払入力、銀行処理、固定資産・定期仕訳、売掛金管理・買掛金管理、Debit Note・Credit Note、各種レポートの処理となります。

  • バウチャー入力では、会計で最も基本となる入力で貸方・借方をシンプルに入力します。外貨入力での入力も可能で、基準通貨にレート変換されます。 また、バウチャーレポートとしてJournal Voucher・AR Voucher・RV Voucher・AP Voucher・PV Voucherを印刷できます。各種Journal Bookも印刷可能。
  • 受領入力では売掛金仕訳と入金仕訳の作成し、支払入力は買掛金仕訳と出金仕訳の作成を行います。この際に、消費税(VAT)・源泉税(Withholding Tax)の仕訳も作成されます。消費税(VAT)は未払消費税(Unamortization)に対応。
  • 銀行処理では銀行口座の入出金仕訳の作成と、受取り・支払い小切手(Cheque)の管理も可能です。
  • 固定資産金額の下限が非常に小さいタイではとても重要な処理になっています。定額法と定率法に対応し、償却期間・金額などを設定すると自動的に月度償却金額を自動生成します。 月次処理にて固定資産の仕訳を自動的に生成します。タイでは固定資産台帳はかなりの量になりますので自動処理が重要です。
  • 定期仕訳はAdvanceで先払した費用を、月次処理にて定期仕訳を自動的に生成します。
  • 各種レポートは勘定科目名を3つまで設定でき、例えば英語・日本語・タイ語のいづれかの言語で印刷できます。タイ税務署提出用ドキュメントも各種印刷できます。

セールス管理

基本的な業務フローは、見積書→顧客P/O入力→Delivery Note→出荷実績入力→Invoice入力となります。顧客P/OとInvoiceには承認処理が必要です。

  • 見積書を作成できます。品目コードの存在しない品目は自動生成。見積書を顧客に提出後、顧客P/Oを見積書より作成。
  • 顧客P/Oの入力後、出荷指示入力及び印刷(Delivery Note)が可能です。この際にP/Oの分納出荷、複数P/Oのまとめ出荷が可能です。
  • 出荷指示に合わせた請求書(Invoice)を印刷。
  • 前払処理であるAdvance、返品または単価調整であるDebit Note、Credit Noteが可能です。
  • 出荷関連レポートとして、注文請書、P/O納期遅れリスト、週間出荷スケジュール・実績、月間出荷スケジュール・実績などの印刷。
  • 売掛金レポートとして、売掛金履歴、売掛金エージング、債権台帳等の印刷。
  • 販売実績レポートとして、品目別、顧客別の印刷。

購入品管理

  • 外貨にも対応してP/Oを作成できます。購入価格マスタは期限およびロットサイズによる単価も対応しています。
  • P/Oの入力・印刷後、購入品の入荷時に受入実績を入力します。受入実績では分納にも対応しています。
  • 前払処理であるAdvance、返品または単価調整であるDebit Note、Credit Noteが可能です。
  • 購入レポートとして、納期遅れリスト、原材料入庫明細、入荷月間スケジュールなどのの印刷。
  • 買掛金レポートとして、買掛金履歴、買掛金エージング、債務台帳等の印刷。
  • 購入実績レポートとして、品目別、顧客別の印刷。

在庫管理

基本的な業務フローは、棚卸在庫処理→入出庫入力、入出庫履歴→Stock Card作成となります。

  • 現在在庫は、ロケーション別在庫と品目別在庫をもっており、リアルタイムで更新されます。ロット別在庫をまで管理しますと、ロケーション別ロット別在庫まで管理できます。
  • 棚卸在庫処理は、ロケーション別に実施できるようになっています。会計の在庫初期値としても利用されます。
  • 入出庫入力において、ロットNo管理や有効期限期限管理ができます。
  • 様々な処理により入出庫履歴が生成されます。入出庫履歴より、Stock Cardを自動生成します。Stock Cardは、先入先出法、後入先出法、Averageが可能です。

会計処理一覧

仕訳入力

・Voucher Entry, Received Voucher, Payment Voucherなどの仕訳入力が可能。
・Dabit / Creditの調整機能。
・総勘定元帳の容易な検索機能。勘定科目別仕訳履歴検索。
・固定資産・定期仕訳の入力と月次処理による自動仕訳
・キャッシュフローの入力と印刷

銀行処理

・銀行トランザクションの入力処理。
・受取小切手のトランザクション処理。
・発行小切手のトランザクション処理。

月次処理

・仕訳の確定処理。
・固定資産、定期仕訳の月次仕訳自動作成。
・AR、AP、Bank、Cashの為替変動による再評価。
・Priodic Inventory の月次自動仕訳。

会計各種帳票

・勘定科目表、総勘定元帳、受領明細、支払明細、仕訳バウチャー、経費明細
・トライアルバランス、貸借貸借表、損益計算書、キャッシュフロー、製造コスト
・固定資産台帳、固定資産減価償却明細、固定資産集計表
・定期仕訳票表、定期仕訳バランス、定期仕訳集計表
・銀行レポート、受取小切手、受取小切手、発行小切手、未処理・返品・不渡小切手
・顧客別売掛金、顧客別売掛金Aging、顧客別売掛金Agingサマリー、
・仕入先別買掛金、仕入先別買掛金Aging、顧客別買掛金Agingサマリー、
・顧客別売上、品目別売上、税務署提出用消費税、税務署提出用Withholding Tax
・仕入先別仕入、品目別仕入、消費税表、Withholding Tax表
・その他各種